もう無理。生きたくない。と現在進行形で思っている私の話です。


 私の母親はお酒もタバコもしている人間です。別にお酒を飲む人、たばこを吸う人を馬鹿にしていたり、嫌っているわけではありません。でも、生まれてからたばこを吸わない日なんて入院したとき以外見たことがありません。お酒を飲むのも入院したとき以外見たことがない日なんてありませんでした。
 私にとってこれが普通なんです。500mlの缶が一日に3,4本無くなるのは当たり前で、ビールのケースを運ぶのはいつからか私の仕事になっていました。
 そして母親は酔うことが多く、外食をすると結構な割合で酔います。軽く酔うとご機嫌になっていいのですが、酩酊状態までいくと同じ話を何度も話しますし、足元がふらつく、記憶も曖昧になってきます。父親がいるときは私も父親がいるしと安心できるのですが、父親はたまに夜勤があるので私と2人で夕飯を食べに行く時があります。その時は私が母親を介護して家まで送らなければなりません。

 私の父親と母親は同級生の親の中では結構歳がいっています。父親が今年62歳。母親が52歳。バリバリの昭和生まれです。おまけに父親の父親。つまり私の祖父は警察関係者のちょっぴりおえらいさんでした。戦争にも行ったそうです。なので父親の家は裕福ではありましたが、厳しかったそうで私に何かと「昔は〜。」「俺がお前ぐらいの頃は〜。」と言ってきます。

 このような父親と母親から生まれた私は自分の性別に疑問を持ったり、自分の恋愛対象について考えたりしています。この間そのことを作文で書いてみたら父親から「男の子になりたいってわけじゃないよな?」と聞かれ咄嗟に「違う。」と言ってしまいました。
 そのため相談できなくなってしまいました。しかし、私は学校のカウンセラーを利用させていただいているので大丈夫なのですが、1ヶ月に1度の利用で回数が少ないのです。また私の「まあ、いっか。」という性格から相談の日には全て忘れてしまっていることが多いのです。

 他にも私は夜になると辛く、苦しくなって、泣きたくなります。しかし、この感情は数分でなくなりなぜ辛かったのか。なぜ苦しかったのか。なぜ泣きそうになったのか。が全くわからないのです。なので昼に相談しようとしてもうまく説明できなくて結局次回のカウンセラーに繰り越されてしまいます。
 そのまま相談できなくて溜まっていく。これが私の現状で、きっと今は溜まっていたつぼが満杯で死にたいと思っているのではないかと思っています。だからきっと病気なんかじゃないんです。誰でもあるものなんです。ただ私が弱いからこんな事になっているだけで普通は我慢できるんですよ。知りませんけど。専門の病院なんて行ったことありませんから。

 また明日も生きなきゃいけないのか。それが辛くて仕方がありません。